特注樹脂板の見積依頼(RFQ):寸法・図面・納品条件

2026-03-17

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特注PP・PE板のお見積りをご希望の場合は、見積依頼(RFQ)に用途、材料要件、仕上がり寸法、数量、納品先をご記載ください。これらの情報を基に、材質の候補、板取りの歩留まり、加工、検査、梱包を同じ条件で検討できます。「HDPE板」という情報だけで提示された価格は、ご希望とは異なるグレード、寸法、納入範囲を前提としている可能性があります。

お問い合わせ前に、すべての技術的な条件を確定させる必要はありません。必須条件、希望条件、提案が必要な項目を分けてお知らせください。条件が不明なまま見積りを進めるのではなく、不足情報を確認し、検討いただける選択肢をご提案できます。

まずお知らせいただきたい項目:用途、材質または必要な性能、仕上がり寸法、数量、必要に応じた図面、使用条件、納品先、希望到着日。

見積依頼に記載する項目

RFQ項目 ご提示いただく情報 当社が確認できる内容
用途 部品の機能、使用分野、組み付け方法、接触する物質や部品とその条件 材質選定上の確認事項と設計要件
材料 樹脂の種類、グレード、バージン材または再生材含有率の指定、色、添加剤 供給可能なグレード、材料費、最低注文数量、必要書類
寸法 長さ、幅、厚さ、単位、公差、寸法ごとの数量 製造工程、板取りの歩留まり、寸法検査
加工・製作 切断、穴あけ、CNC加工、溶接、成形、端面仕上げ 段取り、工具・治具、加工時間、納入範囲
品質 重要な特性、抜取検査計画、報告書、必要な適合証明書類 受入基準、検査範囲、出荷承認の記録
注文と納品 試験発注数量、初回注文数量、年間予定数量、納品先、貿易条件 製造ロット、梱包、運賃、日程

1. 用途と使用条件をお知らせください

板や部品の用途をお知らせください。例えば、保護カバー、ライナー、タンク部品、切断作業面、屋外パネル、彫刻看板、切削加工したガイドなどです。支持方法や組み付け方法、接触する物質や部品、使用上問題となる破損・不具合の形態もご説明ください。

薬品に接触する場合は、薬品名または混合物の名称、濃度、接触時間、温度をご記載ください。機械部品の場合は、荷重、支持間隔、動き、衝撃、摩耗、相手部品についてお知らせください。屋外用途では、日光への暴露、使用温度範囲、想定する使用期間、色の要件が必要です。「工業用グレード」という表現だけよりも、こうした情報が材質の検討に役立ちます。

材質選定のご相談をご希望の場合は、その旨と必要な性能をお知らせください。候補を一緒に検討できます。仕様の決定から出荷までの流れは、当社の特注樹脂板の購入ガイドをご覧ください。

2. 材質と必要書類を指定してください

使用する材料が承認済みの場合は、樹脂の種類とグレードまたは製品コード、色、表面仕上げ、バージン材の使用または再生材含有率の指定をお知らせください。HDPEはPEの一種であり、別系統の樹脂ではありません。必要に応じて、紫外線安定化、帯電防止性や導電性、燃焼特性、特注色の要件を、試験方法と合否判定の限界値とともにご記載ください。

食品や飲料水との接触、電気特性、燃焼特性に関する要件がある場合は、仕向け市場、適用仕様、必要書類をご指定ください。提案する完成品のグレード、色、添加剤、厚さ範囲について、どのような裏付け資料を用意できるか当社にご確認ください。樹脂原料のデータシートだけでは、あらゆる完成品や用途への適合を証明できません。必要な試験と書類は、発注前に合意する必要があります。

3. 仕上がり寸法・数量・公差を一覧にしてください

板の寸法や部品を一つの品目表にまとめ、図面と見積依頼の両方に単位を記載してください。原板の公称寸法と、切断・切削加工後の仕上がり寸法は区別してください。以下は依頼内容の整理方法を示す例であり、在庫一覧、最低注文数量、公差の保証を示すものではありません。

RFQ項目 材料・グレード 仕上がり寸法 公差 数量
例A HDPE、グレードは供給者提案 1200 × 600 × 20 mm 重要寸法の限界値を指定 試験発注40個/リピート注文200個
例B PP、承認済みグレードコード 図面2026-014 Rev B 図面による 75個

金属部品の図面をそのまま流用するのではなく、部品の機能に基づいて公差を指定してください。樹脂の寸法は、温度、クランプによる固定、加工中に解放される応力の影響を受ける場合があります。はめあいや性能を左右する寸法を明示し、測定方法と測定条件を合意してください。厚さや支持方法の検討には、当社のHDPE板の厚さ選定ガイドをご利用ください。

4. 改訂番号が明確な図面をお送りください

加工部品のお見積りと検査には、寸法を記載したPDF図面をお送りください。平面形状にはDXF、三次元の切削加工にはSTEPファイルがあれば、併せてご提供ください。すべてのファイルに部品番号と改訂番号を明記し、図面とモデルの内容が異なる場合に、どちらの文書を優先するか指定してください。

必要に応じて、データム(加工・測定の基準)、重要寸法、穴の寸法と位置、表面・端面の要件、ねじやインサート、溶接箇所、彫刻、外観を重視する部分を図面に示してください。現物サンプルは形状や仕上げを伝えるのに役立ちますが、見積条件と検査条件の合意には、測定可能な要件も必要です。

Zhihongの工場内にある樹脂板の製造設備と積み重ねた板材
製造前に、見積依頼を基に板の寸法・加工・検査・梱包条件を合意してください。

5. 加工内容と表面仕上げを指定してください

原板、所定寸法に切断した素材(ブランク材)、完成部品のどれが必要かお知らせください。ルーター加工、フライス加工、旋削、穴あけ、溶接、曲げ、彫刻、組み立てなど、必要な加工を列挙いただくことで、当社が対応範囲を確認できます。バリ、傷、工具痕の許容限度など、端面の状態と外観の要件もご指定ください。保護フィルムの要否と、納品時にフィルムを残す必要があるかもお知らせください。

選択肢の比較に費用内訳が役立つ場合は、材料費、段取り費またはプログラム作成費、加工費、検査費、工具・治具費、梱包費を分けて示すようご依頼ください。当社のHDPE・PP板の加工ガイドでは、図面に基づく部品製作の際に必要な情報を説明しています。

6. サンプル・検査・記録について合意してください

検査と書類の要件を見積依頼に含め、対応の可否、費用、時期を製造前に確認してください。受入担当者が確認する特性を明示してください。新しい設計、材質、色、供給方法を採用する場合は、本発注を承認する前に、条件を合意したサンプル、初品、少量の試験製造ロットでの確認をご検討ください。何を承認するのか、誰が製造開始を承認できるのかも明確にしてください。

要件 見積依頼での指定方法
サンプル 寸法、グレード、色、製造方法、試験目的、承認責任者
寸法測定報告書 検査する特性、抜取数量、実測値、測定方法、測定条件
材料に関する書類 必要なグレード確認書、技術データシート、分析証明書(CoA)、または特定の適合要件を裏付ける資料
トレーサビリティ 報告書とラベルに必要な発注番号、部品コード、図面の改訂番号、製造ロットまたは日付の情報
出荷前の記録 必要な製品・梱包写真、ラベル、数量確認、出荷承認書類

7. 注文数量と各工程の所要期間を分けてお知らせください

試験発注数量、初回製造の注文数量、年間予定数量、想定する注文頻度をご記載ください。確定している数量と予測数量は区別してください。一度限りの試作、リピート注文、特注色の製造ロット、コンテナ単位の出荷では、段取り費、最低数量、梱包要件が異なる場合があります。

希望到着日と納品先をお知らせください。サンプル製作、図面または色の承認、製造、輸送にかかる期間をそれぞれ分けて確認してください。製造リードタイムの起算条件と、材料の確保や購入者の承認を前提とする条件についても合意してください。製造完了日と到着日は同じではありません。

8. 梱包・納品先・貿易条件を確認してください

納品先の市区町村、国、郵便番号と、パレット寸法、総重量、荷卸し設備に関する制限をご記載ください。希望するインコタームズ(Incoterms)の規則がある場合は、指定地または指定港と適用する版もお知らせください。パレット当たりの数量、保護フィルムや間紙、端面保護、ラベル、フォークリフトでの荷扱いに必要な空間について、梱包案をご確認ください。

納品までの総費用は、貿易条件、指定地、対応範囲をそろえて比較してください。輸出入通関、仕向け地で発生する費用、関税、保険、荷卸しを、どちらが担当・負担するのか明確にしてください。運賃の負担と危険負担の移転は、必ずしも同じ地点を基準にするとは限りません。大型の板や外観を重視する表面については、製造前に梱包方法を合意してください。

9. 同じ仕様で見積りを比較してください

各供給元には同じ改訂版の見積依頼を送り、見積対象外の項目、前提条件、仕様との差異を明示するよう依頼してください。見積書には、グレード、仕上がり寸法、公差、表面、色、数量、加工、検査、書類、梱包、納期、貿易条件、有効期限を明記する必要があります。

価格を比較する前に、これらの条件を確認してください。バージン材を使った完成部品の見積りと、再生材を含む規格板を簡易梱包で納品し、検査報告書を付けない見積りは、同じ条件ではありません。新しい供給元を評価する際の確認事項は、当社の樹脂板メーカーの選定ガイドをご覧ください。

コピーして使える特注樹脂板の見積依頼テンプレート

案件名/用途:
部品の機能と使用条件:
材質/グレードまたは必要な性能:
バージン材または再生材含有率の指定:
色・表面仕上げ・添加剤:
仕上がり寸法・厚さ・単位・公差:
数量:試験発注/初回注文/年間予定数量:
加工内容と仕上げ:
図面番号・改訂番号・優先する文書:
サンプルまたは初品の承認:
検査・受入基準・書類:
梱包・ラベル・受入時の制限:
納品先、貿易条件・指定地・適用する版:
希望到着日:
未決事項または採用可能な代替案:

よくある質問

材質を決める前でも見積りを依頼できますか?

はい。用途、温度、接触する薬品とその条件、荷重、屋外での使用条件、必要書類、想定する使用期間をお知らせください。候補となるグレードを検討し、追加確認が必要な項目を整理できます。重要な用途では、材質の選定と使用の承認を、実際の使用条件と合意した裏付け資料に基づいて行う必要があります。

指定寸法の長方形に切断する板にも図面が必要ですか?

長方形のブランク材で、単位、寸法、公差、数量、端面の要件が明確な場合は、寸法表だけで対応できることがあります。穴、外形形状、重要なはめあい、切削加工、溶接箇所、検査用のデータムを指定する場合は、改訂管理された図面をご用意ください。

目標価格を伝えるべきですか?

一部の要件に調整の余地がある場合、目標価格は代替案の検討に役立ちます。技術仕様は明確にしたうえで、グレード、寸法、加工方法、梱包方法を変更してもよい項目をご指定ください。代替案は明示し、承認を得る必要があります。合意なく別の条件に置き換えることはできません。

初回の検討後に見積価格が変わるのはなぜですか?

グレード、数量、色、公差、加工範囲、検査要件、梱包方法、貿易条件の変更によって、費用が変わることがあります。最初の依頼に不足情報がある場合は、正式な見積りの前に条件を確認する必要もあります。発注前に、合意した見積依頼の改訂版に基づいて、変更後の範囲と価格をご確認ください。

特注樹脂板のお見積りをご依頼ください

当社は、HDPEを含むPE板とPP板に加え、寸法切断品や図面に基づく樹脂部品を供給しています。寸法表または図面、要件、数量、納品先をお送りください。依頼内容と未決事項を確認し、提案するグレード、納入範囲、書類、梱包、納期を見積書に明記します。

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