公称板サイズ4 × 8 ftの厚さ3、6、10または12 mmの高密度ポリエチレン板(HDPEプレート)をご注文の際は、実際の幅、長さ、グレード、公差を事前に合意してください。当社では、見積り時にご希望の板材仕様と加工仕様を確認します。下記の理論質量の計算例は、計算値と実測した出荷質量を混同せずに、材料量を比較するためにお使いいただけます。
確認すべき寸法と仕様
| 仕様項目 | 注文時の指定事項 | 補足 |
|---|---|---|
| 板サイズ | 公称板サイズ4 × 8 ft | 正確な換算値は1219.2 × 2438.4 mmです。1220 × 2440 mmでの供給は別途合意してください。 |
| 公称板厚 | 3 / 6 / 10 / 12 mm | その他の厚さや供給可否は、注文ごとに確認します。 |
| 密度 | グレードにより異なる | 950 kg/m³は、下記の理論質量の計算例にのみ使用しています。 |
| 板厚公差 | 合意した上限値・下限値 | 測定方法と測定箇所を指定してください。 |
| 平面度 | 合意した受入基準 | 支持方法、測定スパン、温度を定めてください。 |
| 表面仕上げ | つや消しまたはテクスチャ仕上げ(指定による) | サンプルで仕上げと保護フィルムの要否を承認してください。 |
| 屋外使用 | 暴露条件とUV対策の要求事項を指定 | 供給可能なグレードとその裏付け資料は、注文前に確認します。 |
| 色 | 黒、ナチュラル色、または指定色 | 色の承認には、合意した基準サンプルを使用してください。 |
| 最小注文数量 | グレード、色、数量に応じて確認 | 複数の色を組み合わせて注文できるかお問い合わせください。 |
| 納期 | 注文ごとに見積書で提示 | 製造、機械加工、出荷の日程を分けて確認してください。 |
板の理論質量:1220 × 2440 mmの計算例
計算式: 質量 (kg) = 長さ (m) × 幅 (m) × 厚さ (mm) × 密度 (kg/m³) ÷ 1000
板サイズを1220 × 2440 mmと仮定すると、面積は2.9768 m²です。密度を950 kg/m³と仮定した場合、質量 (kg) = 2.9768 × 厚さ (mm) × 0.95となります。
| 公称板厚 | 板1枚の理論質量 | 計算例のみ:厚さ ±0.5 mm |
|---|---|---|
| 3 mm | ≈8.48 kg | ≈7.07–9.90 kg |
| 6 mm | ≈16.97 kg | ≈15.55–18.38 kg |
| 10 mm | ≈28.28 kg | ≈26.87–29.69 kg |
| 12 mm | ≈33.94 kg | ≈32.52–35.35 kg |
最終列は、寸法と密度を一定とした場合の±0.5 mmの厚さ変化だけを示した計算例であり、供給品の厚さ公差を示すものではありません。実際の正味質量は、実測寸法と材料密度によって決まります。運賃の確認には、パレット、保護材、その他の梱包を含めた梱包後の総質量を確認してください。
厚さ公差・平面度・機械加工
- 機械加工:原板の厚さ公差と完成部品の寸法は区別してください。彫刻、溝加工、はめ合い部品の場合は、図面、加工代、必要な仕上がり寸法をご提示ください。
- 組付け:公称厚さ12 mmに対する±0.5 mmは、約±4.2%の厚さ変動を意味し、強度や剛性の評価値ではありません。穴、溝、取付けのクリアランスを決めるには、実際の形状、使用温度範囲、支持条件、荷重が必要です。
- 検査:製造前に、測定箇所、測定機器、支持方法、受入基準値を合意してください。寸法検査報告書や色の評価が必要な場合は、方法と対象範囲をご指定ください。当社で提供内容を確認します。
見積りを同じ条件で比較するための要点
- 材料と色:グレード、色、添加剤、UV対策や用途固有の要求事項をそろえて比較してください。仕様が異なる板を価格だけで比較しないでください。
- 厚さと公差:厚さが変われば材料量も変わります。また、要求される寸法管理や表面の判定基準は、製造と受入検査に影響します。
- 加工内容:切断寸法、穴、端面処理、図面を明示し、指定寸法が加工前の素材寸法か完成部品の寸法かを区別してください。
- 製造ロット:数量、色の数、製造時の段取りが注文条件に影響します。ご希望の組合せごとに最小ロットを確認してください。
- 梱包と輸送:板の枚数、パレット寸法、保護方法、梱包後の質量、実際の納入先をそろえて比較してください。
- 取引条件:通貨、見積り有効期限、合意したIncoterms 2020規則と指定地または指定港を明記してください。運送費やその他の費用のどこまでが含まれるかを確認してください。
HDPE・UHMW-PE・PPの選び方
- HDPE:一般的な板材加工や機械加工部品には、提案されたグレードを検討してください。板厚は、4 × 8 ftという板サイズだけで決めず、部品の要求条件から選定してください。
- UHMW-PE:耐摩耗ライニングや摺動部品でよく検討される材料です。グレードごとに摩耗特性、摩擦特性、荷重、温度を確認してください。当社のUHMWPEの温度と組付けに関するガイドでは、膨張とクリープを解説しています。
- PP:熱や薬品との接触を伴う用途では、適切なグレードを検討してください。ただし、耐薬品性がHDPEより常に優れているとは限りません。タンク用途では、薬品の種類、濃度、温度、接触時間、負荷条件、溶接方法または構造設計を指定してください。
板材のお問い合わせ時にお知らせいただきたい情報
- HDPEのグレード(指定がある場合)、用途、色、屋外使用やUV対策の要求事項。
- 合意した幅と長さ(ミリメートル単位)、公称厚さ、必要な形態(原板、切断した加工用素材、完成部品)。
- 厚さ、寸法、平面度の許容限界と、必要な測定条件・受入条件。
- 厚さ別・色別の数量、図面の改訂番号、切断リストや加工代。
- 表面保護、取扱い、パレット、表示に関する要求事項。
- 納入先、希望出荷日、合意した商業上の引渡し条件。
彫刻で表層と芯層の色のコントラストが必要な場合は、当社の2色HDPEプレートをご覧ください。色の組合せと彫刻の要求事項をご指定ください。屋外用途への適合性は、提案グレードごとに確認します。
4 × 8 ft HDPEプレートのご注文に関するよくある質問
より厳しい厚さ公差に対応できますか?
必要な厚さの上限値・下限値、公称厚さ、板サイズ、測定条件をご提示ください。当社で実現可能性を検討し、見積書で提示する厚さ公差を確認します。上記の±0.5 mmを用いた理論質量の計算例は、標準の製造公差を保証するものではありません。
屋外用の板材には、何を指定すればよいですか?
日射にさらされる条件、温度範囲、用途、色の要求事項をお知らせください。必要なUV対策や耐候性に関する資料をご指定いただければ、供給可能なグレードを当社で検討します。板の色だけでは耐候性能を判断できません。
板材の切断や穴あけはできますか?
穴位置、端部の詳細、寸法、公差を記載した図面または切断リストをご提示ください。当社で切断・機械加工の範囲を確認し、必要に応じて別途お見積りします。加工前の素材寸法と完成部品の寸法を区別してください。
最小注文数量と納期は、何を基に確認しますか?
ご希望のグレード、厚さ、色、数量、加工範囲に応じて当社が確認します。色ごとの最小ロットと、製造・機械加工・出荷を分けた日程をご確認ください。到着予定日は、製造・加工・出荷の日程とは別です。
供給条件と受入条件の合意
- 供給範囲:板材仕様、切断寸法、図面に基づく機械加工の内容を見積書で確認してください。
- 受入資料:必要な寸法、表面、材料に関する資料を指定し、注文前に提供可否を確認してください。
- 出荷:保護方法、梱包寸法、表示、納入に必要な正味質量と総質量の情報について合意してください。
板材のお見積り依頼
4 × 8 ft HDPEプレートのご要望を当社にお送りください。合意したミリメートル単位の板サイズ、厚さ、グレードまたは用途、色、数量、該当する場合は図面、納入先をお知らせください。当社で仕様を検討し、供給条件と価格の算定条件を確認します。