中国からプラスチック板材を輸入する前に確認したい5項目

2025-06-24

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当社は中国の工場からPP・PE・HDPE板材を供給し、指定寸法への切断や図面に基づく切削加工にも対応しています。輸出取引では、まず仕様を明確にすることが大切です。以下の5項目をご確認いただくことで、必要な材料、加工、出荷範囲に沿った見積もりをご用意できます。


1. 材料と完成部品の仕様を明確にする

PP板材を選ぶ際は、当社のPP板材製品一覧をご参照ください。ただし、製品一覧だけでは必要なグレードは特定できません。板材のまま、切断材、加工済み部品のいずれが必要かをお知らせください。既存材料の代替品をお探しの場合は、色だけで判断せず、材料の名称・品番やデータシートをお送りください。

  • 用途・使用条件:荷重、接触する薬品、使用温度、屋外での使用条件、必要な耐摩耗性や耐衝撃性をお知らせください。材料の適否は、こうした条件によって変わります。
  • 寸法:厚さ、幅、長さに加え、寸法の単位と公差を指定してください。素材として使う板材の寸法と、完成部品の寸法・加工取り代は区別して記載してください。
  • 加工仕様:図面の改訂番号、穴位置、端面処理、表面仕上げを明記し、必要な板材または部品の数量をお知らせください。

2. サンプルと受入基準を決める

初めて使う材料や仕上げの場合は、量産発注の前に、納入品を代表するサンプルについてご相談ください。当社がサンプルの提供可否、寸法、サンプル代や送料の有無を確認します。合意した仕様と承認サンプルの情報を発注書類と一緒に保管し、双方が同じ基準で確認できるようにしてください。

  • サンプルの材料グレード、色、厚さ、仕上げが、見積もりで提案された仕様と一致するかを確認してください。展示用サンプルが、そのまま納入品を代表するとは限りません。
  • 厚さ、寸法、平面度、目視できる表面欠陥の検査方法を合意し、用途上重要な受入基準を記録してください。
  • 加工部品では、重要寸法と組付け・はめあいの確認項目を明確にしてください。出荷前検査や検査記録が必要な場合は、製造開始前に取り決めてください。

3. 用途に必要な資料・試験報告書を指定する

輸入先の国・地域と最終用途、お客様から求められている資料や試験報告書をお知らせください。当社が、提案する材料について提供できる資料を確認します。「食品グレード」「認証済み」といった表現だけでは、材料配合や試験条件、対象範囲は分かりません。

  • 食品接触用途:食品の種類、接触時間、温度を明記し、実際に使用する材料と用途への適合性を裏付ける資料を依頼してください。
  • 燃焼性:試験規格、燃焼性分類、試験時の厚さを指定してください。UL 94の材料分類は、一般的な「不燃」を保証するものでも、あらゆる完成品の承認を意味するものでもありません。
  • 化学物質に関する要件:電気・電子機器を対象とするRoHSの要件、REACHに関する情報、食品接触用途の適合性資料は、それぞれ区別してください。ISO 9001認証は品質マネジメントシステムを対象とし、個々の板材の性能を保証するものではありません。

4. 数量、供給・加工範囲、日程を確認する

最小発注数量(MOQ)と価格は、材料グレード、色、寸法、生産数量によって変わります。試作・評価用の小ロット、継続発注、プロジェクト向けの調達のいずれかをお知らせください。当社が材料の調達状況と加工内容を確認したうえで、供給仕様と製造日程をご案内します。

  • 数量の単位が板材の枚数、完成部品の個数、重量のいずれかを明記し、見積もりも同じ単位になっているか確認してください。
  • 切断、穴あけ、切削加工、仕上げ、梱包のうち、どの作業が見積もりに含まれるかを確認してください。図面や数量を変更する場合は、製造開始前に再確認が必要です。
  • 合意した製造完了日と、輸送日数の目安は分けて確認してください。輸送便の予約、通関手続き、内陸輸送も到着予定に影響します。

5. 梱包、貿易条件、出荷書類を取り決める

梱包方法は、板材の寸法、表面の保護要件、輸送経路に合わせて選びます。どの注文にも同じ方法が適するとは限らないため、保護フィルム、端面保護、パレット、木箱などの要件を指定してください。積込み、保管、荷卸しの計画に必要な梱包寸法と重量も確認してください。

  • 梱包寸法・重量の制限、荷印、荷卸し方法を合意してください。梱包写真や検査記録が必要な場合は、発注時に指定してください。
  • 合意したIncoterms 2020の規則と、指定する港または場所を明記してください。運賃、保険、輸入手続きの手配と費用を誰が負担するかも確認してください。3文字の略号だけでは、取引条件の指定として不十分です。
  • インボイスと梱包明細書の記載内容は、輸入者または通関業者と確認してください。実際の貨物に対する関税分類と輸入国・地域の要件を確認し、該当する場合は原産地に関する書類やSDSを依頼してください。これらの書類が、あらゆる用途への適合を証明するわけではありません。

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材料と用途、厚さと寸法、数量、納入先をお知らせください。加工部品の図面や、必要な資料の指定も併せてお送りください。プラスチック板材のご注文について当社にご相談ください。必要な材料、加工、梱包を含めてお見積もりします。

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